田口です。
今回は、インターネットで起業しようと思っている人、既に起業した人に向けて、僕がインターネットで起業した経験を元に、実体験をお話しておこうと思います。
多くの人は、ネットで起業することに少なからずマイナスのイメージを持っているはずです。
僕もそうでしたが、起業すると不安は付きものです。
ですが、それを乗り越えてしまえば大きな収入を得ることが出来ますし、圧倒的な自由を手に入れる事が出来ます。
僕の例をお話すると、インターネットを始めて1年ほどで独立できるようになりました。
詳しいプロフィールがありますので、こちらをご覧頂けると幸いです。
僕としては現在の生活が1番幸せなので、出来る限り多くの人に独立や起業をして欲しいなと思っているのですが、いくつか注意点があります。
今回は僕の経験を交えながら、いくつかの項目に分けて説明していこうと思います。
そもそもインターネットビジネスで起業したら儲かるのか?
儲かるか、儲からないかで言ったらその人次第です。
儲かる具合は個人差が大きいですね。
ただ、どこかに務めてお給料を貰っている人より、圧倒的に儲かる確率は高いのは確かです。
僕の実体験をお話すると、インターネット事業を始めたのがちょうど20歳になる頃の2015年で、1年目は大学に在学しながらやっていたのですが、2年目(2016年)には大学を中退して個人事業主として独立・起業していました。
4年目(2018年)の23歳の時は個人で年商2000万円超えを達成出来ました。
そして、5年目(2019年)の24歳の時には1億8000万円以上売り上げていました。
インターネットを始める前はパソコンすら持ってなく、スキルも経験も実績も人脈もお金も全く無かった平凡な大学生の状態から、一切コネとかも使わずここまで成長する事が出来ました。
確か、始めたときの貯金は、10万円から100万円いかないくらいで、親とかからも1円も支援をもらっていません。
ただ僕の場合、多くの時間をかけています。
最低でも1日14時間以上(寝ている時以外)は当たり前に働いています。
僕の場合は好きでやっていますので、働いているという感覚は全くありませんが、お小遣い稼ぎで月に数万円を稼ぐのであれば、1日数時間の作業で良いと思いますが、起業するとなると最低でも毎日3〜5時間はやらないと、生活していくのはきついかなと思います。
成功するためにそれ以上の金額を稼ぎたいのであれば、当然のように沢山働かないといけません。
テスラのCEOイーロン・マスクさんは週80〜100時間の仕事をしていることで有名ですし、堀江貴文(ホリエモン)さんも「起業で成功したいなら睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使え」と言っているくらいです。
もちろん、ここまでやる必要は無いかもしれませんが、起業して成功したいのであればそのような意気込みは必要だと思います。
ビジネスはそんなに甘い世界ではありませんし、起業は簡単に出来るものではないと思っています。
起業することのメリットとは?
起業することの「メリット」は色々とありますので、項目に分けてご説明していこうと思います。
自由な時間ができる
これは当然のお話ですね。
24時間365日、自分で何をするか決めることが出来ます。
僕の場合だと、一度も就職したことはありませんし、20歳の成人式を過ぎた頃からバイトも一切やっていません。
成人が終わって直ぐに起業、独立していますので、20歳からずっとフリーの状態でした。
実際は仕事が好きなので休むことなく1日中やっていますが、「仕事=趣味」みたいなものだと思っていますので毎日楽しくやっています。
稼ぐ金額に上限なし
これは最大のメリットですね。やればやった分だけ稼げます。
1000万円稼ぐのだって、1億円稼ぐのだって自分次第です。
雇われていると固定給なので、自分で収入をコントロールするのは難しいですが、起業すればある程度コントロールは可能です。
僕が起業して続けられている理由も、頑張ったら頑張った分だけ成果が増えていくからでした。
ストレスが無くなる
これに関しては、本当になくなります。
人も仕事内容も自由に決めれますし、誰にも命令されることはありません。
ただ、あるとすれば、孤独によるストレスや、お客さんやビジネス仲間とのトラブルでストレスがあったり、将来に対する不安でストレスになるかもしれません。
僕の場合、孤独でストレスになることはありませんが、お客さんやビジネス仲間とのトラブルや、一生稼ぎ続けられるかどうかの不安は多少あります。
誰でも平等なチャンスがある
これが起業の良い所で、誰でも常にフェアな土俵で戦えます。
僕が実際にそうだったのですが、田口佑弥のプロフィールを読んで頂ければ分かると思いますが、大学生の時まで全く取り柄の無い人間でした。
それでもたった数年で、なんとかここまで来れましたので、誰でも可能性があると思っています。
例えば、今の状態がニートで、全く取り柄が無かった人間だったとしても、必死で頑張れば誰でも成果を出すことは可能です。
僕の場合、今まで自分が失敗続きの人間だったからこそ、一矢報いる為に頑張れました。
失敗するパターンとは?
起業のメリットだけではなく、今度はデメリットの部分に付いてお話していこうと思います。
殆どの人が起業出来ない理由はデメリットを恐れているからだと思いますが、他人より自由な生活が出来たり、大金が稼げるのはリスクを取っているからですね。
リスクの無い起業なんてありえませんので、デメリットをいくつか知っておきましょう。
収入が安定しなくなる
起業すると、収入の上下がとにかく激しいですね。
例えば、先月は100万円入ってきたけど、今月は30万円だったりみたいな。
毎月100万円売上げていたアカウントが飛んで、いきなり収入が0になったりもします。
起業において、安定が1番難しいですね。
毎月安定した固定収入が良いのであれば、起業するよりどこかに勤めていた方が楽です。
時代の移り変わりに対応しないといけない
インターネットビジネスは特に移り変わりが激しいです。
例えば、先月まで通用していた手法が今月にはもう通用しなくなってしまったり…
僕も数十万、数百万円単位で売り上げていた仕組みが、急に次の月に0になったりと、何度も経験しました。
その度に何度もやり方を調整しています。
起業家にとってはこれは結構な死活問題ですね。
これに対応できないと、一時的には良いですが長い期間生き残れない起業家になってしまいます。
起業は長期戦です。
短期で稼げても、長く稼ぎ続けられる力が無ければ意味がありません。
最初は社会的信用が無い
これは仕方ないですが、起業したてで収入が低い時は社会的信用がありませんでした。
僕の場合、起業してまだ間もない頃は、クレジットカードも審査に落ちるし、借りる家を探すのも大変でした。
当然、借金も殆ど出来ませんし、クレジットカード枠もなかなか増やすことが出来ませんでした。
ただ、これは毎年しっかり稼いでクレジットカードも利用して、徐々に信用を付けていけば解消されていきます。
また、カードや家などの審査とは別に、世間的な信用がインターネットビジネスにはありませんね。
インターネット事業で稼いでいるだけで、詐欺をしてるだとか怪しいことをやっていると思われたりします。
これに関しては、世間の理解度がまだ低いので仕方がありませんでした。
僕も、大学を中退してインターネットで起業すると言った時は、母親にめっちゃ反対されました。
でも、起業するなんて周りに反対されて当たり前だと思います。
反対されない為には結果を出すしかありません。
起業家の評価は結果が全てです。いくら良いことを言っても、結果が出て無ければ誰も認めてくれません。
なので、反対されたら反論するより、結果を提示すると良いと思います。
そうすれば大体の人が黙ります。
僕も早い段階で結果が出ていたので、母親に大学中退を認めてもらうことが出来ました。
結果を出していると、手のひらを返すように色んな人が集まってくるようになります。
僕も学生時代の同級生から急に連絡が来て、教えてくれみたいな連絡をもらうことが多いです。
批判される場合がある
ビジネスをやっていれば、特に批判だったりお客様からのクレームは当たり前のように来ます。
それを出来る限り減らそうと努力はしていますが、稀に変わったお客さんが入ってきてしまいます…
どんなに良いサービスを提供しようが、100%の人を満足させるのは難しいです。
なので、多少の批判やクレームは覚悟できないと、お客様相手に商売はできません。
自由こそが最大の敵
自由な時間があるのは良いですが、自由すぎても良くないです。
1人で仕事をやっているとついつい集中が切れて、別のことをやってしまったりということが多々あります。
起業家は常に自分との戦いです。
誰に監視されているわけではありませんので、サボってしまうのも自分の責任です。
同じ市場のライバルのよりも、手強いのは自分ですね。
これは起業してみないと分からない苦しみです…
1日15時間くらい仕事をしようとしても、結局8時間くらいしか出来なかったり。
自分の意志の弱さに絶望したくなります。
なので僕の場合は、1日の一定期間をオフラインにしたり、場所を変えてみたりと色々と工夫を加えています。
失敗、詐欺、裏切りは付き物。
起業すると失敗、詐欺、裏切りは付き物ですね。
失敗、詐欺、裏切りに関しては、全ての起業家が起こそうとは思って、起きてしまうものではありません。
しかし挑戦し続けている人であれば必ず起きます。
その時に心が折れてやる気が無くなってしまったり、就職して社会に戻ろうみたいな考えだと勿体無いです。
失敗した時こそが1番の成長時です。
僕も失敗してお金が無い時に限って、誰かに救われている気がします。
なぜかピンチの時にまとまったお金が入ってきたりするんですよね。
多分それは、今まで種まきをしていたからだと思っています。
日々努力をして、誰かに価値を提供し続けて、種まきをしていれば、自分がピンチになった時に収穫できるのだと思います。
セミナーや本を買えば良いわけではない
起業する為に、セミナーに参加しまくったり本を買いまくる人がいますけど、それだけで満足してしまっている人が多いですね。
知識の専門家になっても意味がありません。
起業家に大事なのは学んだことを実践(アウトプット)することです。
実践して結果を残さないと学んでも殆ど意味がありません。
だって、稼がないと食えなくて死んでしまいます。
独立・起業すると自由な時間が増えるので沢山やった気になりがちなのですが、結果が伴ってない場合は改善すべきです。
僕も一時期、本や情報を買いまくって時間も消費しまくっていましたが、やはり結果が付いてこなかったです。
そして貯金が底を尽き、再起不能寸前まで落ちました。
その時の1日のスケジュールは、勉強8割、実践2割の比率でひたすら頑張ってしまっていました。
ただ、勉強8割、実践2割の比率になってしまう気持ちは痛いほど分かるんです。
だって、実践するより勉強してた方が楽ですし、実践するには多大なエネルギーが必要になりますからね。
1日のスケジュールを勉強2割、実践8割の比率に逆転すると結果が出るようになると思います。
方法が分からない人は何からするべきか
では、ここから起業家が具体的に何をすれば良いのか?という話に入っていきます。
お話したいことがたくさんあるので項目に分けて説明していきますね。
とにかく資金を作ることを優先する
起業家が雇われている方と圧倒的に違う部分は、稼がなかったら食えなくなるところですね。
なので、スピード感は大事です。
1年後に稼げれば良いやという軽い気持ちでやってたら、生活が苦しくなって再就職することになってしまいます。
例えば1つの分野であれば遅くても3ヶ月〜半年。
それまでに結果が出なければ遅いと思います。
人によって条件が違いますので一概には言えませんが、半年もやって結果が出ないのは手法や分野を変更するか、努力が足りないと考えるべきです。
貯金が十分にあれば良いと思いますが、貯金は起業家に油断を与えるのであまり溜め込み過ぎるのも良くありません。
そして、飛び抜けた成果を最短で出したいのであれば、1つの分野に1点集中すると良いです。
1つの分野の中でも、更に絞って一番になれそうな部分を考えると良いです。
よく、「起業家はリスクがあるので、複数の収入源を持ったほうが良い」と言われていますが、今やっている分野が結果が出てないのにリスク分散なんかしても意味ありません。
何か1つの分野で成果を出してからリスク分散を考えて下さい。
じゃないと結局どれも成果が出てないという状態になってしまいます。
自分の才能が開花して、ずば抜けた結果が出る時って1点集中した時です。
最初からどの分野でも成果が出せる天才はいないと思います。
営業力は必須
起業家は最初に営業活動は経験すべきだと思っています。
今、成功している起業家の方も、元々トップセールスだった人も多いと思います。
これによって、資金を貯めることが出来たり、起業家としての総合的なスキルが養うことが出来ます。
なぜかといえば、お客さんと直接話すことで、ニーズが分かるようになるからです。
この経験が無いと、プロダクトを作っても、お客さんにとって必要の無い商品になってしまいます。
僕の場合、インターネット事業を始めて半年くらいの大学生の時に、SNS営業(テレセールス)を行っていました。
そこですぐに月100万円以上売り上げて資金を貯めていた経験がありますし、お客さんから悩みを聞く中で、それを解決する商品を作って売上を伸ばしたので、営業はオススメです。
事業内容の選定は超重要
事業は、世の中の変化があったタイミングで、周りの人たちがまだやり始めたばかりで、『儲かり始めている事例』があるもの。
そして自分が『1番になれそう』な分野を選んで下さい。
短期的に稼げるからと手を出したり、仲間に誘われたからやるみたいな、他人依存の感じでは良くないと思います。
そこがブレている起業家が非常に多いです。
流行りのビジネスに手を出したり、勧誘を受けて安易に入ってしまったりと…
そもそも事業は皆と同じことをやっていても厳しい現状があります。
長期的に稼いでいくには、事例は最初は真似ることから入りますが、そこに自分の知恵を絞って事業の差別化をしていく必要がありますね。
人に価値を与えることを意識して仕事をやるべき
起業してビジネスで稼ぎたければ、人に価値を与えることを徹底的に意識するのが良いと思っています。
これだけでも大きく稼げるようになります。
よく、誰も得をしないような小手先のテクニックで稼いだり、人間関係が全くいらないような手法を試そうとする起業家が多いですが、大体は失敗します。
僕もこれで散々失敗してきました。
人間関係がいらない手法は楽なので手を出したくなる気持ちは分かりますが、楽な裏側にはデメリットが沢山あります。
起業家らしさを失わない為にもお客さんとの積極的な関わりは非常に大切です。
特に、勉強したことをアウトプットする比率を高めることは起業家にとって非常に重要だと思っています。
殆どの起業家の方は勉強熱心なのは良いのですが、アウトプットが少ない人も多いです。
積極的に情報発信を行ったり、商品・サービス開発を徹底し、人に関わって価値提供することを意識していくようにするのが良いと思っています。
背水の陣で挑む
起業家に多いのが、保険を残す人が結構多いです。
もちろん保険があることに越したことはないのですが、それがあると油断が生じるのであまり良くないと思っています。
例えば、会社を辞めて起業したのに稼げないので再就職するみたいな感じです。
再就職先を残しておくみたいな考えは一切持たない方が良いと思います。
僕の場合、「死ぬまで誰にも雇われるつもりは無い」という覚悟でやってきました。
だから本気でプロ意識を持って仕事をしていますし、長期的な視点で物事を捉えることが出来ていました。
実際に、独立後はバイトや就職は一切していません。
退路を断ち、一度決めたことは断固たる決意で実行する必要があると思っています。
質より量を大事にする
量をこなすことしか、質を上げる方法はありません。
自分の質が低いと思うなら、誰よりも量をこなしていくしかありません。
1万時間の法則というものがあるように、そのくらいやりこまないとプロにはなれないと思います。
起業家は1日9時間を3年続ける覚悟が必要です。
僕もやってしまっていたのですが、「最初はしっかり勉強して知識をつけてから行動しよう」「結果が出てから情報発信をしよう」みたいな考えでした。
でも、そう考えているうちはいつまで経ってもやれないですし結果が出なかったです。
だったら結果が出てない内から、行動した方が良いですし、下手でも情報の価値が低くても情報発信をしていた方が良いわけです。
殆どの起業家の方は勉強熱心なのは良いのですが、アウトプットが少ない人も多いですので、インプットとアウトプットの比率は2:8くらいに出来ると良いと思います。
長年やってればいずれうまくなりますし、後から結果は伴ってきますし、色々なメリットがあります。
他人に依存をしない
事業内容が他人依存をしてしまっているのであれば注意が必要です。
そもそも起業家は、自分が9割以上コントロール出来る事業以外はやらない方が良いです。
じゃないと何かが起きた時、次の月に収入が0になる可能性があります。
例えば、「〇〇さんがいなくなったら稼げなくなってしまう事業」に関わっているとか。
お金を預けて仕事を任せてたら飛ばれるとか。
事業を一緒にやってたら、何らかの理由で資金を溶かされるとか。
僕も散々それでやらかしています…。
他人依存は本当に危険です。
自分が主体的になって事業を進めていく覚悟が無いと、うまくいくことはほぼほぼ無いと思った方が良いかと思います。
インターネットビジネス起業まとめ
起業するのにリスクがあるのは当然です。
僕も、過去も今も失敗しまくりで、毎日試行錯誤の日々です。
ただ、リスクがあるからこそうまく言った時のリターンがデカイのです。
だから多くの人が臆することなく挑戦して欲しいと思っています。
この記事を読んで少しでも起業したいという方が増えれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!